洋服

私は服を買うのが嫌い

 

洋服を買って、初めてその服の袖を通した時、

鏡に映る自分を見てガッカリすることがある

 

なんでこんなに似合わないのか

なんでこんなにスタイルが悪いのか

せっかく買ったのが無駄になった

この色じゃなくてあっちの色なら、まだマシだったんじゃないか?

 

次から次に自分を否定する言葉が出てきて

身体がどんどん冷えて硬くなっていく

 

10代の頃、まわりがどんどんおしゃれになって、おしゃれじゃない自分が恥ずかしくて、

みんなが買ってるショップで、お勧めされたものを買って、ヒールを履いてなきゃいけないとおもって無理して過ごして、

でもどんなにやってもダサい気がして

自分が恥ずかしかったあの頃のこと思い出した

 

私は服を買うのが嫌い

 

ほんとにそうなのかな

ほんとはスタイル良く着てかっこよく歩きたい

でも、無理してヒール履いたりはしたくない

締め付けたり、ゴワゴワしたりもいや

 

シンプルで着心地が良くて、スッキリ見えるそんな服を着て、

人の目を気にせず、自分を否定せずに出かけたい

 

軽やかにワクワクしながら歩きたい

 

鏡に映った自分を見て、嫌な気持ちになる

あのいつもの感情

いつもイライラしてそれで終わらせていたあの感情

 

今日はその気持ちにしっかり向き合えた

嫌な気持ちだけじゃなく、自分を否定する言葉に自分自身で傷ついていたことにも気付けた

 

本当になりたい自分、過ごしたい姿にも出会えた

 

嫌な感情も無意味なわけじゃないんだね